矯正歯科とは、一般的に歯並びの不正を治す治療分野のことをいいます。矯正装置を使い、見かけをきれいに並べるだけではなく、咬合機能の回復をはかることにより、虫歯や歯周病の予防にもなります。かみ合わせや発音、顔の形も含め、全身の健康に寄与する治療です。

■マルチブラケット法

ワイヤーやゴムの弾性力を歯に伝え、歯を動かす治療方法です。最近では、装置の小型化、透明化により審美的に優れた材料が開発されています。

■小児用取り外し式矯正装置

主に乳歯と永久歯が混合している場合に用いる矯正方法です。患者様に合った色々な矯正装置があります。

■透明マウスピースを利用した歯列矯正装置

透明のマウスピースを用いて歯列の矯正治療を行うマウスピースタイプの矯正治療装置です。比較的目立たず、大事な場面では外すこともできます。

患者様の治療に関する様々な疑問、心配を聞くことから始まります。
精密検査(レントゲン、写真撮影、歯型の採取等)を行い、
最も適した治療計画を立てます。
また虫歯等がある場合には虫歯の治療を先に行うことになります。

精密検査を元にした治療計画について、
治療方法や期間、費用や料金のお支払方法など、
あらゆる面で納得して治療を受けていただけるよう、
充分な話し合いを行います。
疑問に思う事など何でもお聞きください。
最終的に治療方法・期間・費用等を決定致します。

治療に入る前に 治療中また治療後に虫歯や歯槽膿漏にならないよう、
歯磨き指導及び口腔内清掃があります。
また、患者様によっては残念ながら歯を抜いて治療することがありますが、
その場合の抜歯を必要に応じて行います。

***治療開始(装置の装着)***
30分~1時間程度 治療の開始です。治療にかかる時間は、
矯正装置を初めて装着する日は約1時間かかります。
骨格、症状は一人ひとり違いますので
当然治療装置は患者様にあったものを使います。
はじめは痛みや違和感を伴うことがありますが、
それらは次第に薄らぎます。
***歯の移動***
1年半~2年半程度 平均にみておおよそ2年が一応の目安ですが、
治療期間は、患者さんの顔の骨格や症状の難易度によって大きく異なります。
詳しくは診断時にご説明します。
またこの間、大体1ヶ月に1回の間隔で通院していただきます。

保定治療:1年半~2年半程度 治療終了後、
何もしないでいるとせっかく治療した良好な咬合が
あと戻りしてしまう事があります。
後戻りを防ぐために保定装置を装着します。

継続的な観察:定期的 その後の歯列の安定、
お口の健康のために定期検診を行います。
永く綺麗な歯並びを保ち、
いつまでも健康的でいられるようにしましょう。

Q1 期間はどれくらいかかりますか?

A 歯列矯正の治療期間は、患者さんのお口の状態や治療方針により異なります。通常、お子さまの時期で6ヶ月~2、3年、永久歯列で1~3年の範囲内です。 どちらもその後に歯を後戻りしないよう保定治療を行います。だいたい歯を動かした期間と同じくらいの期間です。
歯を動かす治療(動的治療)は、月に一度。保定治療は3、4ヶ月に一度、行われます。

Q2 費用はどれくらいかかりますか?

A 矯正治療は原則として保険がきかず、自費治療となります。 症状にもよりますが、一般的には総額70~85万くらいになります。

Q3 歯を抜かなければいけないのですか?

A 必ず抜歯が必要なわけではありません。 歯とあごの大きさによっては、抜歯が必要となりますが、乳歯と永久歯が混ざり合っている時期やあごの成長が旺盛な時期に治療を開始すれば、歯を抜かずに治療する可能性も高くなります。

Q4 痛みはありますか?

A ずっと痛みが続くものではありませんので安心して下さい。 装置を始めてつけたり、力を強くかけたときには、3日から5日ぐらいは、歯が浮くような感覚があったり、かんだときに痛みを感じます。
しかし、 矯正治療の期間中痛みが続くものではありませんのでご安心ください。

Q5 虫歯や歯肉炎にはなりませんか?

A 矯正の前に歯の検査を行い、虫歯がある場合は先に虫歯の治療をしてから矯正治療をします。
装置が入りますと今までと違い、歯が磨きにくいので虫歯や歯肉炎にならないよう、ブラッシングが重要となります。基本的に毎回、来院前に歯を磨いてきていただくか、ブラッシングコーナーでブラッシングしてから矯正治療を行います。

Q6 目立たない装置はどのようなもの?

A 見た目が気になる方には透明で目立ちにくいプラスチックやセラミック製のものをお薦めします。
歯の裏側にブラケットを付けて動かす方法もあります。舌が裏側の装置に当たりやすいので、どうしても歯の裏から治療を希望する患者さんのみ行なっております。

Q7 その他注意点は?

A 装置が入った最初の頃はまだ装置に慣れてないので硬いものや粘着性のあるもの(ガム、キャラメル)はなるべく控えるよう勧めています。
また通常のスポーツにも問題はありません(コンタクトスポーツは除く)。楽器は種類によっては、注意が必要です。
■一般的な矯正歯科治療例の費用
診査・資料分析・・・¥10,000
動的治療開始・・・¥630,000
処置料・・・¥5,250
 ※矯正装置を装着しているあいだは、1ヵ月に一度通院していただき、
 歯の動きをみて針金(ワイヤー)の調整を行います。
 処置料は、装置の入った月から装置がはずれるまで、
 毎月の通院ごとにかかる料金です。
観察料・・・¥3,150
※保定期間中の経過観察中の料金です。
(平成23年9月30日現在)